ハル歯科医院blog
人間の歯は、なぜ一度しか生えかわらないのか
こんにちは。守山市のハル歯科医院です。
皆様は人間の歯はどうして、一度しか生えかわらないのであろうと思ったことはありませんか?
世の中の生き物の中には、歯が何度も生えかわっていく生き物も多いです。
それなのに、人間は?と思いませんか。
何度も歯が生えかわれば、虫歯を気にして生きていく必要がなく楽ですよね。
虫歯だけではありません。
生活していると、アクシデントで歯が欠けてしまったり折れてしまったりすることもあるわけです。
そのような場合も、抜いてしまえば次が生えてくるということであれば、まったく問題にはなりません。
でも実際は乳歯が生えてきて数年すると永久歯に抜けかわって、その歯を一生、大事にしていかなければならないのです。
これは想像の世界ですが人類が誕生した際、乳歯から永久歯への1回の生えかわりで十分であると判断されたのだと思います。
大昔の人間の寿命は、今と比較するとおそらく半分ぐらいだったことでしょう。
世の中の変化や医学の進歩によって、人間は長生きになりました。
そのように考えると実は1回の生えかわりでは、今の日本の平均寿命のころには、すでに本来の歯の寿命を超えているのかもしれません。
でも寿命を超えて、長生きする人がたくさん存在しますよね。
それと同様に歯の健康に留意して、定期検診や毎日のケアをしっかりと行うことで自分の歯を多く、残すことができるのだと思います。
ハル歯科医院とともに、8020運動に取り組んでまいりましょう。
※8020運動とは、日本歯科医師会が進めている「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
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