ハル歯科医院blog

子どもの歯を守るために 知っておきたい「むし歯の4要素」

こんにちは。院長の春日井です。
3月は新年度前の春休みの時期ですね。

特にお子さんがいる場合は、お家で過ごす時間も増え、ついおやつに手が伸びる回数も多くなりがちです。

そうなると心配なのが、むし歯です。

実は、よく言われる「甘いものの食べ過ぎ」に限らず、むし歯のなりやすさにはさまざまな要因があります。

 

◆仕上げ磨きだけでは防ぎきれない!?

毎日きちんと仕上げ磨きをしていたのに、お子さんがむし歯になってショックを受けたり、自分を責めてしまったりする保護者は少なくありません。

しかし、子どもの歯は大人の歯に比べてやわらかく、むし歯になりやすいという特徴があります。

仕上げ磨きや食生活に気を配っていても、それだけでは完全に防げない場合もあるのが、子どものむし歯の厄介なところです。

子どものむし歯は「きちんとケアしていたかどうか」で決まるものではなく、いくつかの条件が重なったときに、はじめてできたり、進みやすくなったりします。

その仕組みを知ることが、お子さんの歯を守る第一歩です。

 

◆むし歯につながる4つの要素

むし歯は1つの原因で起こるものではなく、「細菌」「糖分」「歯質」「時間」の4つの要素が重なったときに起こります。

(1)細菌:お口の中にいるむし歯菌の種類や数

(2)糖分:むし歯菌のエサになる糖分の量や頻度

(3)歯質:歯の強さ・だ液の量や働き
(生まれつきや年齢による個人差あり)

(4)時間:(1)~(3)の要素が重なる時間の長さ

むし歯はこれら4つの要素の重なりを小さくすることで、リスクを下げることができます。

 

◆セルフコントロールできるのは 「糖分」と「時間」

4つの要素のうち、ご家庭で意識してコントロールしやすいのは「糖分」「時間」です。

ここで重要なのは、甘いものの量を減らすことよりも、食べる回数やタイミングにメリハリをつけること。

例えば、おやつを少しずつ何度も食べたり、甘い飲みものをだらだら飲み続けたりすると、お口の中に糖分が残る時間が長くなり、むし歯リスクが一気に高まります。

「おやつの時間を決める」
「甘い飲みものは特別なときだけにする」
など、できることから少しずつ始めてみましょう。

 

◆歯科でのチェックで 「細菌」と「歯質」をフォローしよう

一方で、「細菌」「歯質」はご家庭の努力だけでコントロールするのが難しい要素です。

歯の強さやだ液の働き、むし歯菌の増えやすさは個人差があるため、歯科医院でのフォローが欠かせません。

歯科医院では専門的な視点でリスクや注意点を保護者と共有し、家庭でのケアがより効果的になるようにサポートしていきます。

むし歯になりにくい環境を一緒に整えていく場として、まずはお気兼ね無く当院へご相談ください。

ハル歯科医院

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