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アマルガムについて
皆様こんにちは!守山市のハル歯科医院です。
皆様のお口の中には、銀色の詰め物がございますでしょうか?
現在、保険適応で治療できる銀色の詰め物に関しては、「パラジウム銀合金」という材料になります。それとは異なる詰め物として、「水銀アマルガム」という材料があります。
これは、1980年代まではよく歯科治療の材料として使われてきたもので、今は使用を制限されています。その理由としましては、アマルガムの主な成分である水銀が有害であると判断されたためです。
具体的には、金属アレルギーを引き起こすリスクを高めること。そして、神経毒性の強いとされる水銀が体内に入り込むことで、頭痛やめまい、情緒不安定や睡眠障害などを引き起こす可能性もあるとされています。それだけではなく、水銀が妊娠・出産そして、母乳に与える影響もあるという説もあります。
「でも、今は使われていないのだから大丈夫でしょ?」と思われる方も多いかと思いますが、最初にお話をさせていただいた通り、1980年代までは普通に使用されておりましたので、30代ぐらいまでの方の口腔内には、まだよくお見かけする詰め物なのです。
30代といえば妊娠・出産をされる方も多い年齢ですし、もちろんそれ以上の年代の方であっても、さまざまな身体への悪影響も考えられます。ぜひ早めに、再治療をご検討いただければ幸いです。
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