ハル歯科医院blog

歯周病と動脈硬化について

みな様こんにちは!守山市のハル歯科医院です。

実は歯周病と動脈硬化については、因果関係があるという研究結果が過去に発表されています。「ポリフィロモナス ジンジバリス菌」という歯周病の原因細菌に対して、免疫グロブリンG抗体価が高い場合、悪玉コレステロール値も同様に高くなっているというものです。

 

悪玉コレステロールと聞くと動脈硬化を連想される方が多いと思いますが、まさにその通りで、悪玉コレステロール値が高いとなれば、動脈硬化を引き起こす可能性が高くなるということになります。この研究の結果だけでは、悪玉コレステロール値が高く、動脈硬化を引き起こす可能性が高いことが原因で歯周病になるのか?もしくは歯周病が要因となり、動脈硬化に影響を及ぼすのか?そこまではよく分からないのですが、「歯周病と動脈硬化は関係性がない!という話ではなさそうだ」というところまでは、分かってきているようです。

 

自覚症状がない方まで含めると、日本には相当数の歯周病患者がいると言われています。動脈硬化のみならず、歯周病はいろいろな病気との因果関係が分かってきている感染症の一つとして有名です。もちろんまだまだ、解明できていない因果関係もございますが、健康を考える上で、歯周病予防の大切さというところだけは、はっきりしていると考えています。

 

ハル歯科医院とともに、歯周病予防を進めてまいりましょう!

 

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