ハル歯科医院blog

清掃性食品について

皆様こんにちは!滋賀県守山市のハル歯科医院です。

虫歯や歯周病を予防するために大切なことというと、歯科医院での定期的なメンテナンス・クリーニングと、毎日の自宅でのセルフケアと答える方が多いと思います。これはもちろん間違ってはいないのですが、実は日々の「食品選び」も口腔内の健康に関連しています。「清掃性食品」というのですが、今回こちらについてご紹介したいと思います。

 

清掃性食品とは、その食品を口にすることで、ある程度ではありますが口内がきれいになるという食品です。清掃性食品には、「直接清掃性食品」と「間接清掃性食品」の2種類があります。「直接清掃性食品」とは、歯の表面についた汚れを落とす食品。「間接清掃性食品」は、それを食べることで唾液の分泌が促されて、汚れを洗い流してくれるという食品です。

 

直接清掃性食品とは、糖質や油分を含まず食物繊維が豊富な食品となります。具体的には、ゴボウやニンジン、レンコンなどの根菜類やレタスやキャベツ、セロリなどの繊維が多い食品です。特に根菜類は食べるときの咀嚼回数も多くなりますので、唾液量を増やすという観点でも優れています。

 

間接清掃性食品とは酸味が強く、それによって唾液量が増える食品となります。たとえば梅干しやレモン、ライムなどの酸味があるものが挙げられます。間接清掃性食品は、口内を酸性からアルカリ性に傾けることができますので、食後に歯磨きなどができないときに特におすすめです。

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