ハル歯科医院blog

虫歯人口は減ってきているのか?

先日、平安時代にはすでに、虫歯が存在していたというお話をさせていただきました。
ご先祖様の時代から、虫歯に苦しんできた日本人。
でも最近は、予防歯科の考え方がだんだんと定着してきていることもあり、虫歯は減ってきています。

歯科疾患実態調査という、1987年からの厚生労働省の統計データが残っております。
これが一番古い正式なデータになっています。
1987年から、少しずつ虫歯人口は減少してきています。

しかしこれは、全体像の話で、残念ながら、虫歯が大きく減っている年齢は20歳未満。
中高年になりますと、歯科疾患実態調査を開始してから、虫歯の割合が増えてきてしまっているのです。
お子様の虫歯が減っていることは喜ばしいことですが、これからの高齢化社会を考えていく上で、年齢が増すにつれ虫歯が増えていってしまうというのは、とても残念なことです。
しっかりデンタルケアを行い、年齢に関係なく虫歯を減らしていけるようにしていきましょう。
ハル歯科医院では、歯を守るケアをしっかりと行ってまいります。

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